本日、2017年10月26日午後10時(日本時間27日午前0時)からプミポン国王の火葬式が行われます。
1年かけて作られたという火葬施設(写真中央)その後ろで光っている建物が王宮
すでに20万人を超える市民が集まっているとか
さらに、世界中の40ヵ国から王室や政府関係者が参列とのこと
日本からは、秋篠宮ご夫妻が出席される
実際の火葬式の様子はコチラで
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この火葬式がおこなわれる王宮はどんなところかご案内しますね。
写真で説明する「王宮&ワットプラケオ」シリーズ
第一部 【タイ国葬の王宮とワットプラケオ①】行き方から入場までを写真で説明します
第二部 【タイ国葬の王宮とワットプラケオ②】エメラルド寺院ってどんなとこ(この記事です)
前回のあらまし(第一部)
王宮へのアクセス方法
①ウィセーチャシー門から王宮内部へ入り服装チェックを受ける
②ワットプラケオのチケットを購入する
では、第二部のスタート!
王宮の一角にあるワットプラケオへ入りましょう!
バンコク王宮図③ ワットプラケオへの行き方
入場するとすぐに迎えてくれるのがこの鬼
スワンナプーム空港にもいますよね
きらびやかな鬼だこと
ワットプラケオ内は人でいっぱい!
外国人だらけです。
目の前に広がる壮麗な建築物に目を奪われること間違いなし
バンコク王宮図④ これがワットプラケオだ
ワットプラケオを詳細に図解します
入り口より入ってまず目の前にあるのが本堂
いわゆるエメラルド仏のあるエメラルド寺院
左手に広がるのが金ぴかの仏塔
まずは、そちらから行ってみましょう。
A 金ぴかの仏塔
これぞワットプラケオと言わんばかりの豪華さ
20段程度の階段を上がると、金ぴか仏塔の目の前にたどり着けます。
ラマ4世が建てたものらしい
金ぴかに装飾したのはラマ5世
ここで写真を撮りましょう
BとC 経堂と王室専用御堂
手前が経堂、奥の赤い屋根が王室専用の御堂
経堂は、大理石の台座の上に建てられた王宮内でも初期の建物
ラマ1世の時代のもの
「金の法典」が収められているらしい
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御堂には、ラマ1世から8世までの像が安置されている
チャックリー王朝記念日にだけ扉が開けられるが、内部は非公開
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経堂の目の前にあるのはアンコールワットの模型
ラマ4世がアンコールワットに感動して作らせたらしい(19世紀末)
結構、精密に作られてるようですよ
D エメラルド寺院
いよいよ本堂のエメラルド寺院
残念ながら内部は撮影不可
金箔と色ガラスのモザイク
見事な装飾の柱が建ち並ぶ
ここでプミポン国王の国葬が行われる
バンコク王宮のワットプラケオ内装飾
他にも見事な装飾があちこちに施されている
緻密な模様は現代でも美しいデザインだ
お花の模様がとってもかわいい
他にもさまざまな仏塔が建ち並んでおり、見る者を飽きさせない
その他の建築物
- ワットプラケオをぐるりと囲む回廊には、壁画が描かれており「ラーマキエン」の物語を見ることができる
- 王室専用図書館 貴重な仏教経典が収められている
- 仏堂 銀の王冠を付けた仏陀像や王家の遺灰などが収められている(アユタヤ朝様式の建物)
- ウィハーン・ガンダーラ モザイクタイルの美しい建築物
- 鐘楼 ワットプラケオ全体に響く鐘の音が鳴らせる(現在はほとんど使用していない)
ウィハーンガンダーラ
鐘楼
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ワットプラケオを出ると歴代の王様たちが暮らした宮殿街を見ることができます。
そちらは、次のページにて!
第三部へつづく